育休中に転職活動した話|復職タイミングでキャリアを見直した理由と進め方
育休から復職するタイミングで、「本当にこの会社に戻るのがベストなんだろうか?」と悩む方も多いと思います。
実は私も、育休明けに復職する予定だった会社を退職し、転職を決めました。
「育休中に転職活動して大丈夫なの?」という不安もありましたが、
結果的に自分にも家族にも合った働き方を見つけることができました。
この記事では、私が育休中に転職活動を始めた理由や、進め方、転職後の感想をお話しします。
転職を決めた理由
転職のきっかけ:部署異動の打診
育休中に会社の組織体制が変わり、復職のタイミングで異動の話を受けました。
それがきっかけで、「このまま復職して本当に納得できる働き方ができるのか?」と不安になり、転職活動をスタートしました。
正直、それまで転職は全く考えていなかったですし、会社のことも大好きでした。
だから、「良い会社が見つかったら転職、見つからなければこのまま復職しよう」というスタンスで活動していました。
転職先に求めた条件
転職するなら「今と同等またはそれ以上の条件」という思いが強く、以下の4つを軸に企業を探しました。
子育てと両立できる職場文化・制度が整っている
フルリモート or 柔軟なリモート制度がある
年収は現状維持〜アップ
産育休前と同じ職種(キャリアを継続できる)
どうやって転職活動を進めたか
以前お世話になった転職エージェントに再度相談し、希望条件に合う企業をピックアップしてもらいました。
その中から5社を選び、書類選考〜面接を進めていきました。
書類選考は順調に進みましたが、面接は1社につき複数回あるため本当に大変でした!
まず、面接中子どもをどうするか問題。私は実家の両親にお願いしていました。
ただ、毎回お願いするのも心苦しかったので、できる限り面接は1日でまとめて行うように調整。
とはいえ、時間が連続だと準備や切り替えも大変で、育休中の転職活動ならではの苦労を痛感しました。
両親に頼れない方は、一時保育やベビーシッターを活用するがよさそうかなと思います。
面接の中で子育てをしながら働く上で旦那さんの協力は得られるかという質問をいただいたこともありました。
企業側としても、やはり小さい子供がいることに対して懸念はありますよね🤔
旦那さんの協力がない場合、呼び出しへの対応等で休みがちになる可能性もありますし。
そこはもう仕方ないと割り切っていました!
選考結果と決め手
同職種での転職だったため、書類はすべて通過。
最終面接まで進んだのは2社で、そのうち現職の内定を先にもらったため、第一志望だったこともあり決断しました。
もう1社は、最終面接前に辞退しました。
転職して1年ちょっと働いてみて
結論、転職して本当に良かったです!
お子さんがいる社員も多く、会社全体として子育てへの理解があるのが大きな安心材料です。
また、実際に働いてみて思ったのは…
「フルリモート×フレックス」じゃなかったら、フルタイム勤務は厳しかったかも!
育休中の転職活動はバタバタで正直しんどかったですが、自分の理想の働き方に近づくチャンスにもなりました。
出産前と後では、仕事への考え方も働き方もガラッと変わるので、
その変化に合わせて、環境を変える(=転職する)という選択肢はアリだと私は感じています。